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大論争!あなたはどっち派?第5弾「諸費用の安いローンvs諸費用にはこだわらない」

事務手数料に登録免許税、ローン保証料など、住宅ローン借入時にはさまざまな諸費用がかかります。さらに返済中にも各種の手数料がかかる場合も。そんな諸費用をめぐって、とにかく無料が大好きなタダシさんと、細かいことにはこだわらずに金利水準や種別を重視するのが本筋と主張するスジコさんが大論争!  
  無頓着な
スジコさん

  無料にこだわる
タダシさん
ローン保証はメリットなし?保証料不要がベスト
 

 「マンション買った同僚が住宅ローンの借入にかなり諸費用がかかったと怒ってるんだ」。
 住宅ローンの借入時には、金融機関への事務手数料、抵当権の設定にかかる登録免許税と司法書士への報酬などが必要です。これらはどの金融機関で借りても同様ですから、
仕方ないわよねえ
というのが、スジコさんの感想。
 「いや、彼女が不満に思っているのはローン保証料なんだよ」。

 ローン保証とは、滞納などの際、保証会社に返済を肩代わりしてもらえるもの。保証料の金額は借入額や返済期間、金融機関によって異なりますが、30年返済の場合、借入額1000万円あたり保証料が約19万円、別途手数料が約3万円などの例があります。また金融機関によっては借入時に支払うのではなく、金利に上乗せするタイプもあります。
 「結構かかるのね。でも仕方ないじゃない
 とスジコさんは割り切っていますが、タダシさんは不満。
 「だって保証料を払ったからって返済が免除されるわけじゃないんだよ。だから最近は保証料不要の金融機関もあるんだ
 そう。ローン保証は一時的に返済を肩代わりしてくれるだけで、そのあとは保証会社に対して返済することになります。だから借りる側にとっては大きなメリットはない、というのがタダシさんの意見です。またタダシさんの言うように、ソニー銀行、新生銀行、オリックス信託銀行など、保証料不要の金融機関もあります。

繰り上げ返済の手数料も見逃せない
 「そういえば、繰り上げ返済にも手数料がかかるのよね
と、スジコさん。たしかに繰り上げ返済には所定の手数料がかかるのが一般的です。
 「でも無料の金融機関もあるよ
 グッドローンや新生銀行、ソニー銀行(変動金利型適用中のみ無料)では手数料無料です。
 「でも繰り上げ返済すれば利息が軽減されるんだから手数料がかかってもいいじゃない
と、スジコさん。
 「2〜3万円もかかるんだよ
と引き下がらないタダシさんに、スジコさんはこう反論します。
 「繰り上げ返済する金額に気をつければ、手数料を安く済ませることもできるわ
 金融機関によっては100万円未満、100万円以上など、金額によって手数料が異なる例があります。
 「ある銀行では、100万円超えるか超えないかで2万円以上違うの。そういうことを知っていれば節約もできるわ
 ちなみに金融機関によっては繰り上げ返済の際、ローン保証会社への手数料がかかるケースもあります。ローン保証料は残債(借入元金)と残存期間(返済期間の残り)に応じて計算されるため、繰り上げ返済して残債が減ると保証料の一部が戻ってきますが、その還付金の中なら一部、手数料が差し引かれる仕組みです。
金利タイプ、金利水準などもしっかりチェック

 「じゃあ、変動から固定金利選択型に変更するときとか、金利タイプを変更するのに手数料がかかるって知ってた?
 「えっ!それは知らなかった・・・

 変動型で借りたとすれば、途中で固定金利選択型に変更する可能性もあるし、固定金利選択型で借りても固定期間が終われば再度、固定金利選択型を指定するかもしれません。
 
「完済まで金利が一定の長期固定型でなければ返済途中での金利タイプの変更はつきもので、その都度、お金がかかるなんてイヤじゃない?
 
 ほとんどの金融機関でかかる手数料は1万円程度。固定金利選択型の3年ものを9回指定したとしたら、9万円にのぼります。これも、金融機関によっては必要なし。
 「ばかにできない差だろう
 「たしかに無視できない金額ね。それにそんな手数料の存在、知らない人が多いんじゃないかしら
 「諸費用が安く済む金融機関から借りるのが得
という、タダシさんの意見はもっとも。でも、
 「それだけで選ぶんじゃなくて、変動タイプか長期固定タイプか、金利のタイプとか金利水準なども比較して選ぶことが大切
というのがスジコさんの主張なのです。
 まずは長期固定タイプか変動タイプ(変動型、固定金利選択型など)といった金利タイプを決め、希望のタイプを扱っている金融機関の中から金利水準や諸費用を較べて選ぶ。そんなステップが大切といえそうです。
       
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